インタビュー

生放送は毎回新鮮で面白い!不安もあるけどリスナーさんからの反応があると嬉しいです!


株式会杜エフエム香川

パーソナリティ 大熊祐香さん

2016年9月29日(木)

高松市西宝町にあるFM香川。今年で開局28年で24時間365日ラジオ放送を届けています。今回は昨年4月からFM香川の看板番組であるJOY-U CLUBで(月)(火)のパーソナリティーを務める大熊祐香さんにインタビューを行いました。

 

 

Q1 どうしてパーソナリティーになったのですか?

実は私、もともと話すことが苦手なんです。だから周りも自分自身もびっくりです(笑)。私は大学時代、関東の大学の教育学部に所属していました。養護教諭になりたかったのですが、教育実習を経験したりするうちに本当に養護教諭になれるのかなあって不安になってきたのもあって、地元香川で就職活動をすることにしたんです。


その中でラジオ局を選んだのは、2011年の東日本大震災の時に、情報を伝える手段としてのラジオの大切さに気付いたことが一つのきっかけですね。ラジオの仕事ってどんなことをするんだろうかとか、どうやって番組ができるんだろうかとか、パーソナリティ以外の人はどういう風に動いているのだろうかとか興味も湧いてきましたね。また、母が料理をしながらラジオをよく聞いていたので、幼いころからラジオへの親しみはあったと思います。また、ラジオのパーソナリティーは、今じゃないとできない仕事だと思ったのもありますし、社内の雰囲気を見て、色々な選択肢の中からこの職業を選びました。

Q2 初回放送はどうでしたか?緊張しませんでしたか?

初回放送は先輩と2人での放送だったんですけど、かなり緊張していたので、何を喋ったか正直覚えてないです・・。先輩が話を振ってくれた時はかろうじて返事はしていましたが、ゲストの方を交えてのトークでは、話すタイミングが分からず、ほぼ空気だったと思います(笑)。あと、放送に使用する機械も自分で操作するんですよ!!最初のうちは大変でしたね。今は慣れてはきましたが、やっぱり生放送番組なので、何が起こるか分からないのがやっぱり大変ですね。予想外のことが起きる時もありますしね~。

 

Q3 ラジオって顔が見えないですよね。声だけで感情を伝えることは難しくないですか?心がけていることはありますか?

これは私の中でも課題ですね!よくあっさりしていると言われるので(笑)。いつもなら自然に出てくる感想がマイクの前だと出てこないんですよね。あとで聴きなおして、あれ?伝わってないなーと思うことも。それでも、自然に出てきた感情を一番に伝えるようにしています!

 

Q4 実際にこの職業についてみて、パーソナリティーならではのやりがいは何ですか?

自分が話したことに反応があることです!例えば自分が取材した場所に行った人から「行ってきたよ」と連絡が来たり、何度か取材したお店の方からお客さんが増えたと聞いたりしたら、ちゃんと届いているんだと実感が湧きます。あと、一度取材したアーティストさんには親近感が湧くので、取材のあとからもっと売れていくと嬉しいですね~。まぁ、私の力で売れたわけではないんですけど(笑)。

 

Q5 この職業はどのような人に向いていますか?

好奇心旺盛な方がよいと思います。興味がないままだと突っ込んだ質問ができないですし、声にも興味がないことが出てしまいますね。私自身が人前に出るのが苦手で緊張してしまうのですが、先輩からは、人前に出る度胸は後からついてくると教わりました。なので、度胸が初めから必要というわけではないですよ!

 

Q6 今後の目標を教えてください!!

公開生放送をしたいですね!以前公開生放送をしたことがあるのですが、なかなかうまくいかなくて・・・。マイクの向こうに実際に人がいる状態でもうまく話せるようになりたいですね。母校の式典などで司会をしている先輩のように外部の方にも認められたいです。

あと、もっと多くの人に「ラジオは面白い」と思ってもらいたいですね!!

 

【プロフィール】

大熊祐香

香川県出身。平成27年4月から「JOY-U CLUB」の毎週月・火曜16:00~18:55のパーソナリティーを務める。趣味・特技はお菓子作り。

年齢が近いこともあり、仕事の楽しい面だけでなく仕事や就活の不安についても気さくに話してくださいました。笑顔が素敵な方でした!

  

 

香川大学経済学部 酒井美月

香川大学法学部  田中真名

香川大学法学部  森本勇都