家の中はオモチャがそこら中に散らかっている・・・。これが我が家のスタンダードになりつつあります(涙)。週末にお掃除をしても、いざ息子が遊び始めると、一つのおもちゃ箱を広げてそのままにしつつ、別のおもちゃ箱を広げるという始末・・そして、あっという間に家の部屋中がおもちゃだらけでめちゃくちゃ・・・というのが日常となっています(汗)。
今は、捉え方が変わったのですが、かつては、散らかった部屋を見る度に、自己嫌悪に陥っていました。ひどい時には、仕事を辞めようと悩んだこともありました。
その時の心情はこんな感じ・・。「仕事も育児も家事も全てが中途半端。こんな状況では、会社には迷惑をかけるだけだし、旦那や息子にもイライラが移り、悪影響を与えてしまう・・。自信喪失感もひどくて、このままでは鬱状態になってしまう・・・。」どうしようもない状態にまで至っていました。慢性的な寝不足状態だし、ストレスもマックス状態でした。
このままではいけないと思い、どうするのか、決めないといけないと思いました。
そんな中、考えていたのが、以下の選択肢でした。
①仕事を辞め、育児が落ち着いてから復職する。
②時短勤務にし、育児が落ち着いてからフルタイムにする。
③仕事はフルタイムで続けるが、家事を諦める。
その結果、選んだのが、3つめです。知り合いの方からお声がけ頂いたこともあり、家事の中でアウトソーシングできるものは任せるという選択肢を選びました。具体的にアウトソーシングしたのは、部屋のお掃除です。掃き掃除、拭き掃除、トイレのお掃除などを週に1度だけお願いしました。
そして、実際にお願いしてみて、呪縛が取れたような思いになりました。全てをこなさなければ・・と思っていたこと自体が間違いなのかもと。
そもそも、仕事と家事の両立でも大変なのに、それに加えて、時間もエネルギーも体力も必要となる育児もこなさなければいけないという考え方に疑問を感じるようになったのです。そのことに気づくと、気が楽になりました。
そして、全て一人で抱え込むというのではなく、アウトソーシングしたり、旦那にお願いしたり、協力を仰ぎながら進めてもいいんだということに気づきました。
この経験から実感したことがあります。それは、働くママが、育児も家事も全てしないといけないという呪縛から解かれるべきだということ。
最近では、イクメンという言葉が出て来ているように、育児や家事に協力的なパパも増えてきています。育児や家事や女性の役割だと、女性自身は考えてしまいがちですが、パパに任せてもいいし、アウトソーシングできるものは気負わずにお願いしてもいいんだと私は感じることができました。
日本国内では、出産を機に仕事を辞める方が約3割いるのが現状ですが、私たち女性の意識から変えていくのも大事かなあと思います。
飯原
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