先日、70代の方から「介護の仕事に就きたいんです」というご相談を頂きました。これまでのお仕事をお聞きすると、営業や販売促進、配達など、40年以上にわたり現場で働いてこられたとのこと。お話の中からは、長年第一線で活躍されてきた力強さや、人と関わることを大切にしてこられた姿勢が伝わってきました。
現在は、劇の披露や障がい者施設でのボランティア活動に取り組まれており、日々、人との関わりを大切にされているそうです。そうした経験の中で、「認知症の方や障がいのある方の力になりたい」という想いが自然と芽生えたとのことでした。
特に印象的だったのは、「これまでのボランティア経験を活かして、誰かの役に立ちたい」という強い気持ちです。ご自身の経験をどのように活かせるのかを、一生懸命に言葉にして話してくださる姿から、「介護の仕事がしたい」という想いの強さがひしひしと伝わってきました。
そこで、いくつかの介護施設にご相談させていただいたところ、ある施設の方からこんなお言葉をいただきました。
「まずは一度お会いして、施設も見ていただきながら、どんな関わり方ができるか一緒に考えていきましょうか?」
「今の70代の方は本当にお元気ですし、一人ひとり違いますからね」
その後、施設見学と面接を経て、週3〜4日程度の無理のないパートタイムからスタートされることになりました。未経験ではありましたが、その方の想いがしっかりと伝わった結果だと感じています。
入社から少し経った頃、施設長の方とお話しする機会がありました。その中で、こんな嬉しいお話を伺いました。
「とても明るい方で、ご利用者の方にも積極的に声をかけてくださって、場の雰囲気がさらに明るくなりましたよ」と。
実際にご本人も、介護の仕事を前向きに楽しみながら取り組まれている様子が伝わってきて、私自身とても嬉しく感じました。
今回の転職を通して改めて感じたのは、「やってみたい」という気持ちは、きちんと相手に伝わるということです。企業が見ているのは、これまでの経歴やスキルだけではありません。それと同じくらい、
・なぜその仕事に興味を持ったのか
・どんな関わり方をしたいのか
・これからどう働いていきたいのか
といった「想い」も大切にされています。
だからこそ、その気持ちを素直に伝えることが、ご縁に繋がる第一歩になります。
「経験がないから無理かもしれない」と諦めてしまうのではなく、「やってみたい」と思った気持ちを大切に、まずは一歩踏み出してみる。その一歩が、新しいキャリアや、自分らしい働き方に繋がっていくかもしれません。
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