少し前のこと。ある方から「応募書類を添削してほしい」との相談を受けた。彼女はまだ20歳にも満たない年齢で、今回が初めての転職活動だという。そのため、少しでも力になれたらと思い、書類の添削やアドバイスを一緒に進めることにした。
その後、「無事に書類選考を通過して、面接にも進めたんです!」と報告があり、最終的には採用が決まったとの知らせを受けたときは、私も思わずほっと胸をなでおろした。
けれど、安心したのも束の間。今度は新たな相談が届いた。
「現職から、辞められては困ると言われていて……退職の時期をどうすればいいのか分からないんです。」
「転職先からは、いつまでに来てほしいと言われていて……その日までに辞められるかも分からなくて。」
転職先と現職の間に挟まれて、どう返事をしたらいいのか分からなくなったのだそう。
そのため、私自身も転職した時に半年程待ってもらった経験があることを伝えて、「これまでお世話になった職場に極力迷惑を掛けない形で退職するのが良いですよ。ただ、転職先の都合もあるかと思うので、双方としっかり話し合って折り合いをつけた方が良いと思います。最終的は〇〇さんが決めることですよ。」と伝えた。
現職の上司に退職の意思を自分自身で伝えることが何よりも大きな壁だったはず・・。でも、彼女は上司と話をし、転職のタイミングも無事に決まったとの連絡があった。
そして、後日、こんなメッセージを頂いた。
「初めての転職で、履歴書や職務経歴書、面接のことも全部初めてで、不安もたくさんありました。でも、家族とはまた違う立場で話を聞いて欲しいと思い、相談した所、親身に寄り添ってくださって、本当に心強かったです。たくさんのアドバイスとサポートをありがとうございました。」
そして、退職する時まで、丁寧に連絡をくれた。彼女とのやり取りを通じて、「転職というのは人生の大きな節目であり、その人生の転機に、ほんの少しでも役立てたことが、自分の仕事の意味になっている。」と思った。
相談を頂く身でありながら、相談を下さる方から自分自身も大事なことを教えられていると感じた。
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