一コマまんがコラム

【日々是好日-023】自己表現のボキャブラリー


2019年4月17日(水)

コラム「自分の仕事と出会う」

~このコラムでは、自分が求める仕事に出合うためのヒントを紹介します~

 

 

就活支援をしていると、面接苦手、自己PRが苦手という人がとっても多い。


「どんな人だと思われたい?」の質問に、みんなそれぞれ色んな言葉で表現する。

「さわやか、素直、元気、真面目、やる気がある」

色んな表現があるんだけど、残念ながら、その言葉が、その人の印象と結構ずれてる。

それってとっても残念なことで、例えば「私には、やる気があります」と伝えても、
その人自身がおとなしく静かな雰囲気だと
「見た目と言ってることが違うなぁ、自分を分かってないのかな?」という印象になっちゃう。

 

そんな時、例えばこんな風に伝えてみたらどうだろう。
「私は自分に与えられた仕事を着実に、相手の期待に応えるように仕上げたいといつも思っています。」

これなら、大人しそうな外見に加えて、堅実な誠実なやる気が伝わる。
外見の印象と、本人の自己アピールが一致した時、人は納得をし、安心する。

 

自分をどう表現するか、しっくりくる言葉を探してみよう。
きっとあなたらしい自己表現が出来ると思うよ。

 

 

 

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谷 益美(たに ますみ)

 

コーチング&ファシリテーションOffice 123代表。
1974年香川県生まれ。
早稲田大学ビジネススクール、岡山大学で非常勤講師。
企業、大学、官公庁などで年間150本超の「笑える学べる元気になる」対話型研修などを行う。(http://www.1234go.net)
著書「リーダーのための!コーチングスキル」「マンガでやさしくわかるファシリテーション」他