香川県の豆知識

香川県は小っちゃいけん(県)!


2023年3月28日(火)

突然ですが、香川県は『日本一小さい県』であることをご存じですか?「そんなことくらい、知ってるわ~」という方もいらっしゃると思います。

でも、『香川県が日本一小さい県になってしまった』理由まで知っている方はいますか?

一般的に(←と言っても、個人的見解であることをご了承ください)、昔は大阪府が一番小さいと言われていましたが、関西国際空港ができたことで香川県が最下位となってしまったと思っている方が多いのではないでしょうか。
実は私もそう思っていた一人でした。

 

でも、実際はそれとは別の理由があったんです!!!

 

な、な、なんと、実は、香川県自体の面積が減ってしまったから・・・という衝撃的事実! 確かに、関西国際空港ができたことで大阪府の面積は増えたけど、それ以前に香川県の面積自体が減っていたという・・・。要するに、香川県は関西国際空港ができる前に、既に最下位だったということ!

 

1988年の国土地理院の調査で、香川県と岡山県の境界線があいまいな島があり、『香川県に計算されていた14.2k㎡の土地が除外されたから』なんです。

この島は香川県の呼び方では井島(いしま)、岡山県では石島(いしじま)と呼ばれ、岡山県と香川県の県境をまたいでいます。
※ここではあえて香川県側の呼び方、井島(いしま)とさせていただきます。


井島は、日本で唯一島内に県境がある有人島になります。(日本にいくつか県境がる島がありますが、井島(石島)以外は無人島だそうです)

 

1600年代後半あたりから、両県では漁業権と領有権を巡って争いが起こり、長らく領地の線引きが曖昧だったのですが、1702年に島の北部を岡山県胸上村、島の南部を香川県の直島とすることとなりました。ただ、漁業権の問題から明確な線引きがされておらず、不確定のまま時が過ぎました・・・。

 

そんなこんなで、井島(石島)の面積が不確定なことから、1988年、香川県は総面積から井島の14.2㎢を省いて計算されることになり、『日本で一番小さい県』になったということです。ちなみに、現在、香川県側の井島は無人ですが、岡山県側の石島には約100名程が生活されています。


瀬戸内海には、それ以外にも多くの島々があり、多島美が今では有名になっています。
また、島暮らしも人気があり、移住者も増加しています。
香川県外の方、ぜひぜひ香川県へきてんまいよ♪

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