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瀬戸内国際芸術祭の思い出


2019年4月5日(金)

今月からいよいよ瀬戸内芸術祭(瀬戸芸)が始まりますね☆彡

瀬戸芸と言えば、忘れられない思い出が・・・。
思い出深いと言えば聞こえがいいのですが、かなりのインパクトのある思い出があるんです。
・・・夫のせいで(苦笑)

それは、まだ息子が産まれていなかった6年前の瀬戸芸。
せっかくなので伊吹島に行ってみようかということになり、お盆休みに伊吹へ。

地図を見ると、以下のように南側に作品が集まっていたので、左回りで一周しようということに♪

 


 『瀬戸内芸術祭2013の公式HPから抜粋』

うだるような暑さの中、急な坂道を歩いていくと、「伊吹しまづくりラボ」に到着。
看板がなんとも言えず可愛い♪

 

でも、中に入るやいなや、地元の人が受付スタッフともめてる・・・。


どうやら、「ラボの向こう側にある石門に行きたい!」と受付の方に相談した人が
受付の人に「道がないのでムリです・・」と言われたみたい。地元の人が、このラボ
の向こう側から石門に抜けることができると言いはじめ、ガヤガヤ言ってる・・・。


私は、看板が気になり、写真を撮っている間に、なぜか、だんなが、その地元の人と
話をし始め、ラボの向こう側から行ける石門に行ってみると言い出す始末・・。

地元の人によると、ラボの向こう側には道ならぬ道が海沿いにあって、
子ども時代には歩いて石門に行ってたのだそう。

2人が歩き始めたので、仕方なくついて行ってみたら、ほんまに道なき道っ。

足が痛い・・と思いながら、後ろから付いていってると、なんと道がなくなった!

でも、海の中を進む二人を必死で追いかける私。

 

 

歩ける道が無くなると、案内してくれてたおっちゃんが海に飛び込み、続いて夫も!
こんなところで1人取り残されるのは嫌やって思い、服の下に水着を着ていたので、
私も泳ぐことに。

そして、無事に石門が見える場所に到着!
残念ながら写真には納められなかったのですが、赤色の石門はすごく心に残る美しい門でした。
古びているし、しかも、所々石が崩れていたのですが、自然に風化した自然美で、人が創りあげた
アートとはまた違ったいい感じ。


帰る頃には、歩いてきた時よりも満潮になっていて、ラボが遠くかなたに・・・。

必死で泳いでへとへとだし、全身ずぶ濡れなので、瀬戸内芸術祭のアートを見に行くのは
気が引けて、そのまま帰りのフェリーに。

 

帰りのフェリーの中では、なぜか不機嫌な夫。
なんと、「北門を見ただけで、アート作品が見れなかった・・・」とこぼしてました。

え???それは、わたしのセリフじゃ~と、びっくり!

まあ、ひと夏の体験ではなく、ひと夏の探検ができて、面白かったのも事実(笑)。

島には、こういった探検・冒険できる場所がいっぱいありそうで、
探究心や遊び心をくすぐられるスポットもたくさんありそう♪

 

今年の瀬戸芸は、息子も連れて瀬戸内海の島で、面白い探検をしたいなあ~★

 

飯原