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一日一捨 vol.9 思い込み


2026年4月20日(月)

片付けが進まない理由は、「物が多いから」だけではないように思います。
実は、その奥にある“思い込み”が、手放すことを難しくしていることがあります。

 

たとえば、「まだ使えるから捨てられない」「高かったからもったいない」「いつか使うかもしれない」。
そんなふうに思って、なかなか処分できないものはありませんか?


私も、「まだ使える」という理由で、たくさんのものを持ち続けていました。
たしかに壊れてはいないし、使おうと思えば使える。
けれど、何年も使っていないなら、それは“使える”のではなく、“使っていない”ものなのだと気づきました。

「高かったから捨てられない」というのも、よくある思い込みです。
でも、高かったかどうかよりも、今の自分に必要かどうかのほうが大切です。
使わないまましまい込んであるなら、その物の価値を活かせていないことになります。


そして一番やっかいなのが、「いつか使うかもしれない」という気持ちです。
未来のために取っておきたくなる気持ちは自然ですが、その“いつか”が来ないまま、場所だけを取り続けているものもたくさんあります。


いま、わたしの家でこれに当てはまるのが、まだ着るには大きい子どものお下がりの服です。
サイズが合う頃に本当に着るかは分からないまま、多くの服が場所を占めていました。


今回、このお下がりの子ども服を整理しました。
あらためて見てみると、存在すら忘れていたものもありました。
「必要だと思っていたけれど、なくても困らないもの」が意外と多かったのです。


手放してみると、物が減るだけでなく、気持ちも軽くなります。
「あって当たり前」と思っていたものがなくなっても、案外困らない。
むしろ、必要なものだけが残ることで、暮らしが整っていくのを感じました。


片付けは、物を捨てる作業のようでいて、実は自分の思い込みを手放す作業なのかもしれません。
「もったいない」「いつか使う」という気持ちに縛られていると、本当に必要なものが見えにくくなります。


思い込みをひとつ手放すだけで、物との向き合い方は変わります。

そしてそれは、暮らしだけでなく、気持ちにも余白をつくってくれます。

春は、新しいことを始めたくなる季節。
物だけでなく、思い込みも少しずつ手放して、身軽に過ごしていきたいですね。


かなへび