今回は、徳島県鳴門市にある「阿波一ノ宮 大麻比古神社」をご紹介します!大麻比古神社は、阿波国の一宮として古くから多くの人々に信仰されてきた神社です。
御祭神は大麻比古大神。阿波忌部氏の祖神とされ、忌部氏は現在も伊勢神宮をはじめ、由緒ある神社へ神事に用いる麻を納めていることで知られています。また、四国八十八ヶ所霊場第一番札所・霊山寺のすぐ近くにあることから、お遍路を始める前に旅の安全を祈願する神社としても親しまれています。
人生に迷った時や、新しい一歩を踏み出したい時、先祖供養のためにお遍路を始められる方も多いと思いますが、その旅立ちを見守り、進むべき道へ導いてくださる神様がいらっしゃると思うと、とても心強く感じます。
ご利益は厄除け、交通安全、方位除けなど。さらに境内には、道開きの神様として有名な猿田彦大神もお祀りされています。
仕事選びも人生の大きな分岐点です。新しい職場での出会いや経験、時には試練もあります。しかし、それら一つひとつに意味があり、自分を成長させてくれる大切な出来事なのだと思います。そんな人生の節目に、そっと背中を押し、進むべき道へ導いてくださるような神社だと感じました。
境内でひときわ目を引くのが、樹齢1000年以上と伝わる大きなクスノキです。その圧倒的な存在感には思わず足を止めてしまいます。「この木は、私たちのご先祖様や歴史上の人物とも出会ってきたのだろうか」と想像すると、不思議と時を超えてつながっているような気持ちになります。
パワーをいただく場所と言われますが、私はこのクスノキを前にすると、「これからも子どもたち、その先へと続く命、そして日本の未来を見守ってください」と自然に手を合わせたくなります。そして、私には見ることのできない未来まで生き続けてほしいという思いから、微力ではありますが、このクスノキに私のパワーを分けてあげたくなるのです。
暑い季節には、木陰を吹き抜ける風がとても心地よく、自然の癒やしをより一層感じられます。
参拝の後は徳島ラーメンももちろんおすすめですが、私がぜひ立ち寄っていただきたいのが「大谷焼」です。食べ物ではありません(笑)。素朴で力強く、土のぬくもりが感じられる焼き物は、見ているだけで心が落ち着きます。お気に入りの器との出会いも、旅の楽しみの一つです。
徳島を訪れる機会がありましたら、ぜひ阿波一ノ宮 大麻比古神社へ足を運んでみてください。神社の厳かな空気と雄大なクスノキ、そして大谷焼との出会いが、きっと心を穏やかにし、新たな一歩を踏み出す力を与えてくれることでしょう。
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