一番身近なパワースポットは、我が家かもしれない
ニュースレターやコラムを発信し始めて、1年が過ぎました。この1年、いろいろな神社仏閣や、私が訪れて「ここはいいな」と感じた場所をご紹介してきました。
でも、遠方へ出かけると、楽しい反面、やっぱり旅の疲れもあります。
そして家に帰ってくると、いつもの何でもない我が家に、なんとも言えない安心感を覚えます。
やっぱり自分の寝床が一番よく眠れる。しっかり休んでエネルギーをチャージして、また日常へ戻っていく。
毎日私たちの力を回復させてくれている我が家は、実は一番身近なパワースポットなのかもしれません。
そう考えると、どんなに格式高い神社仏閣へ行くよりも、まずは自宅を整えることをおすすめします。
外では活動的で、イキイキして見えるのに、自宅は物であふれているという方もいると聞きます。
暮らす場所が整っていると、さらに気持ちよく過ごせるのではないかなと思います。部屋は、その人の「今」を映す鏡なのかもしれません。
「いつか使うから」と取っておくもの。「いつか読むから」と残している本。読まれないまま埃をかぶっていることもあります。
「高かったから」と捨てられないものも、今の自分にとって同じ価値があるとは限りません。
服も同じです。何年も前の服を、体型も変わらず今も着られることは素敵なことです。
良いものを手入れして長く着ることも大切です。
ただ、色褪せていたり、デザインが古くなっていたり、若い頃には似合っていたものが、
年齢を重ねた今の自分には少し違って見えることもあります。
「自分が好きなら、それでいい」という考え方もあります。
でも私は、今の自分をきちんと認識しながら、時代とともに変化し、年齢を重ねる中で好みも少しずつ変わっていく。
そんなふうに自分自身も更新していけるほうが素敵だと思っています。
思い出は大切。でも、今が一番大切です。今の自分に必要なもの、今の自分に似合うもの、今の自分が好きなものに囲まれて暮らす。
そのほうが、きっと心地よく過ごせます。
「もったいない」と思って置いているもののために、もっと快適に過ごせるはずの空間を失っていることもあります。
そして家には、物だけでなく、生きているものがあるのもいいものです。私は観葉植物や花を育てています。
水をあげたり、葉や花の様子を見たり、元気がなければ置き場所を考えたり。育てるために目を向け、手をかけ、小さな変化に気づく。
そんな時間が暮らしの中にあることも大切なのではないでしょうか。植物や花が元気に育っている姿を見ると、家にも生命があるような気がして、私は好きです。
お部屋を掃除して、物を整理して、体を動かして汗を流す。家も整い、自分もスッキリする。
そこに植物や花の成長を楽しむ時間もある。考えてみれば、とても健康的なパワーチャージです。
遠くのパワースポットへ出かけるのもいいけれど、毎日自分を迎えてくれる「我が家」こそ、大切にしたいパワースポットです。
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