仕事と子育てママコラム

こんな時だからこそ、人がいない所で非日常を


2020年4月1日(水)

最近、新聞やニュースを見るたびに、どんよりとした気分になります・・・。目に見えないウイルスに対する不安感や恐怖心から、「なるべく人が多い場所は避けよう。」「お出かけは控えた方がいいかも・・。」という気持ちになり、家にいるとますます気が滅入る気がします・・。

そんな中、人出を避けるかのように、海岸沿いにあるキャンプ場へバーベキューとキャンプをしに行ってきました!息子にはこの時期のキャンプはまだ早いかな・・という不安もあったけど、知らない人達にも「今度ね~、お姉ちゃんと一緒にバーベキューに行くんだよ!」と嬉しそうに話す息子を見て連れていくことに(汗)。あと、息子には、自然を味わう機会をどんどん作ってあげたいし、小さい頃からいろんな経験をさせてたくましく育てたいとも思ったからです。

 

いざ、バーベキューを始めると、まだ肌寒い3月中旬の夜なのに、焚火とビールとおしゃべりで全く寒さを感じず、むしろ、あったかく感じました!

 

そして、満点の星空を時々眺めたり、海からうっすらを聞こえる波の音を耳にしながらしみじみと感じました。こうして自然を味わいながら、同じ価値観を持つ友人達とビール片手に時間を忘れて語り合えるなんて、幸せだなって。

結局、午前3時頃まで焚火を囲みながら、夢や想いを語ったり、冗談言って笑いあったりして、これ以上頭が回らない・・と思い、テントに入って寝ることに。ただ、風が強くて、テントがグォーグォー音を立ててしなるし、寒いし、トイレにも行きたくなるしで、結局一睡もできずに、震えていました。

 

震えながら、なぜかネパールの宿舎で寒くて寒くて眠れなかった冬の日々のことを思い出しました。建付けが悪くて、窓がきちんと閉まらないので、外気がどんどん入ってくる中、敷布団のような固い掛布団一枚で、耐え忍んでいたなあって。確か、計画停電があり、暖房機も使えなかったような記憶もよみがえってきました。

 

そう思い出しながら、キャンプを通して、いつも温かい布団で眠れているありがたさを噛みしめました。そして、ついつい忘れてしまいがちだけど、外気も入ってこない部屋で暮らせていること、ライフラインが整備された環境で暮らせていることに改めて感謝の気持ちが生じました。

 

 

非日常を味わえて、日常のありがたさを改めて感じることができるキャンプ、めっちゃいいですよ!コロナウイルスにまつわる様々なことで、悲観的になっていた自分でしたが、またプラス思考に気持ちが切り替わりました!

 

こんな時だからこそ、自然を味わったり、外の空気に触れることが大事なのかもって思います。

おまけ:朝5時頃に目を覚ました息子に、寒くなかった?と聞いてみたら、暖かかったよ!とのこと。起きたらさっそく走り回っていて、5歳児にはまだ早いかな・・と心配していたのは、取り越し苦労でした(苦笑)。