転職成功ストーリー

自分自身を評価してくれる企業との出会いが大事


2025年10月1日(水)

先日、数社から「採用は見送らせて頂きたい・・」とのお返事を頂いた方の採用が決まった!彼の転職支援をさせて頂く中で、「人をどう捉えるか、どう評価するかは、企業によって大きく変わる」としみじみと感じた。

その方は、長年、営業職として働かれていて、信頼関係を築き上げていくことを重視した営業活動をされていたとのことだった。そして、前職を退職した理由や退職のタイミング、これまでの働き方、働くことに対する考え方などをお聞きし、仕事に対する誠実さが伝わってきた。

そのため、この方であれば転職先の企業でも貢献されるだろうと感じたし、私自身も、この方が無事転職できるように、なんとかしてあげたい!と強く思った。

しかしながら、転職活動は難航した。ご紹介した5~6社からは「今回は見送りたい」という返答が続いた。理由は様々だけれども、多くは「年齢的な要素」によるものだった。40代半ばで長年の営業経験を持たれていても厳しいのか・・・と思った。

ただ、商材は異なるものの、仕事内容は共通点がある企業があったため、その企業に彼を紹介した所、選考して下さることに。そして、書類選考・一次面接を突破し、最終面接へ進むことになった。

 

そして採用担当者からは、「よくこんな方がいらっしゃいましたね!本当にありがたい。」との言葉を頂いた。これまで紹介した企業とは全く違う評価をいただき、こんなにも捉え方は企業によって異なるのか・・・と思った。

 

転職活動中の方々は、連続して不採用通知を受け取ると、もう転職は無理なのかも・・と落ち込む方も少なくない。でも、同じ経歴でも、企業によって評価は全く異なることを今回経験した。

不採用が続いたとしても、それは「自分がダメ」なのではなく、「企業との相性が合わなかっただけ」。だからこそ、転職活動中のみなさんに「あなたを正しく評価してくれる企業と出会うまで、決して諦めないでほしい」と伝えていきたい。