香川県の有名な観光地といえば、多くの人が「こんぴらさん」と答えるでしょう。
私も毎年初詣に訪れています。
三が日の境内は大変な人出で、木々を眺めたり空気を味わったりする余裕はほとんどありません。
そんな私が改めて魅力を感じたのは、ある年の桜の季節にお礼参りをした時でした。
いつもの喧騒が嘘のように参道は静かで、桜を愛でながらゆっくり登ることができたのです。
この体験をきっかけに、初詣だけでなく普段からも参拝するようになりました。
私がこんぴらさんを好きな理由は、金刀比羅宮の歴史そのものよりも「階段の辛さ」です。
大晦日は台所にこもっています。
翌日は疲れているはずなのに、なぜか「歩きたい」と思うのです。
実際に登ると運動不足から筋肉痛にもなりますが、それでも身体に心地よい刺激となり、「新しい筋肉ができた!」と嬉しくなるのです。
普段の参拝では、修学旅行客や海外からの観光客の姿も多く見られます。
近場でありながら旅行気分を味わえるのも魅力のひとつ。
参道は大変ですが、ジムに通うより気軽に運動でき、時間があれば奥社まで行くのもおすすめです。
心が折れそうになっても、自分より年配の方が歩いているのを見ると励まされます。
また、タイミングが合えば表書院で円山応挙の障壁画(重要文化財)を見ることもできます。芸術に触れられるのも、こんぴらさんならではの魅力です。
そして何より、疲れ切った体にはご褒美も待っています。
参道沿いには「おいりソフト」や香川名物の「骨付き鳥」など、美味しい食べ物が充実。
一昔前は淋しくなっていた参道も、近年は新しいお店が増え、活気が戻っています。
まるで遠くへ旅行したかのような気分になれますし、疲れても近場なので帰路も安心です。
さらに、こんぴらさんは四季折々に異なる表情を見せてくれるのも魅力です。
春は桜、夏は青々とした木々、秋は参道を彩る紅葉、冬は凛とした空気に包まれた境内。
それぞれの季節で違った楽しみ方があり、何度訪れても新鮮な気持ちになれます。
これからの季節は気候もちょうどよく、紅葉を楽しみながら参拝するのもおすすめです。
身近にありながら非日常を味わえる、こんぴらさん。
ぜひ皆さんも足を運んでみてください。
by てらちゃん
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