久しぶりに本棚を整理していると、ずいぶん昔の雑誌が出てきた。表紙は少し色あせていたけど、何気なくパラパラとめくっていると、ふと、あるコラムの言葉が目に飛び込んできた。「『いい学校に入ればいい会社に入社でき、いい人生を送れる』という価値観が、がらがらと崩れていってる。」
このコラムを書いたのは、NPO法人「フローレンス」の代表だという。
「いい人生とは、大企業に入ることなのか?」という疑問を抱いた人たちが、事業を通じて社会の問題を解決しようとする「社会起業家」を目指すようになってきている。そんな内容の話だった。
コラムを読みながら、なるほどなあ・・と思った。「みんなの正解」じゃなくて「自分の正解」を見つけようという言葉に。
確かに、私たちは、子どもの頃から「いい学校やいい会社に入ることが成功」と教えられてきたように思う。でも、それって本当なのだろうか?
「大手企業なら親も安心するから」
「とりあえず無難な職種なら間違いないかな」
そんな理由で就職先を決めたものの、結局「なんか違う・・。」と感じて退職する人は少なくない。
大学選びだって同じ。「偏差値が高いから」という理由で進学し、入学後に「ここ、本当に自分に合ってる?」と違和感を抱く学生は、決して珍しくない。それはきっと、「みんなの正解」に合わせて進んでしまったからなのだと思う。自分の価値観ではなく、誰かの価値観で道を選んでしまったから。
でも、一方でこんな人たちもいる。
「これが好きだからやってみたい!」
「自分の興味がある分野で働きたい!」
そんなふうに自分を基準にして仕事を選んだ人たちは、とても楽しそうに働いているように感じる。
なので、本当の自分の声を聞ることって大事だなあと思う。
「私はどんな人生を歩みたいんだろう?」
「どんなときにワクワクしたり、やりがいを感じたりする?」
「私にとって、本当に大切なものって何だろう?」などと。
自分の心の声に耳を澄ませてみて、その声に正直になれば、これまで見えなかった選択肢や、新しい可能性がどんどん広がっていくかもしれない。
「みんなの正解」じゃなくて、「自分の正解」を探しに行くことで、新たな人生が広がっていくんじゃないかあと思う。
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