転職をふと考えたら・・

面接で聞かれる質問とは?!


2025年2月6日(木)

転職活動を始めると、誰もが一度は「面接って一体どんなことを聞かれるんだろう?」と不安になると思います。特に初めての転職だと、未知の世界に飛び込むような気分になるのでは?経験者であれば、ある程度の予測はつくかもしれないですが、それでも企業ごとに質問の傾向が違うから、やっぱりドキドキしますよね(;´・ω・)

そんな不安を少しでも和らげるために、今回は私自身が転職活動で実際に聞かれた質問、そして面接官として求職者に投げかけた質問を紹介しますね!どうか、面接の扉を開けるときの心構えが変われば・・と思います。

①「なぜ、我が社を志望したのですか?」

これは、ほぼ100%聞かれると言っていい鉄板の質問です。企業側としては「この人は本当にうちで働きたいのか? どれくらい調べてきたのか?」を知りたいと考えています。ここで曖昧な答えをしてしまうと、「この人、本気じゃないな…」と評価が下がるかもしれないので要注意ですよ! 会社の理念や事業内容、自分が共感した点をしっかり伝えられるように、HPもしっかり読み込んで、質問に準備しておいた方が良いです。

②「これまでの職歴を簡潔に教えてください。」

履歴書や職務経歴書に書いていることを口頭で説明する場面は多いんです。でも、単なる暗記ではなく、「自分がどのような経験を積んできたのか」をストーリー仕立てで話せると分かりやすいですし、好印象だと思います。「こんなプロジェクトに携わり、こんな成果を出しました」と具体的なエピソードを交えると、説得力も増しますよ。

③「前職を辞めた理由は?」

この質問もほぼ確実にされます。「人間関係が嫌だった」「給与が低かった」など、ネガティブな理由をそのまま伝えるのは避けた方が良いです。大事なのは、「次のステップに進むための前向きな理由」を伝えることです。「もっと自分のスキルを活かしたい」「新しい挑戦をしたい」など、前向きな姿勢が大切です。

④「入社後、どのように我が社に貢献できますか?」

企業は「この人を採用すると、どんなメリットがあるのか?」を見極めたいと考えています。ここでは、自分のスキルや経験がどのように役立つのかを具体的に伝えることが大切となります。「これまでの経験を活かして〇〇の業務に貢献したい。」「お客様との対応力を活かして貴社の売上向上に貢献したい。」など、できるだけ具体的な強みを示せたら良いですね!

⑤「最も難しかった仕事は? どう解決しましたか?」

仕事には困難がつきものです。それをどう乗り越えたのかを話せるかどうかは、企業にとって大きな評価ポイントとなります。「大変でした…」で終わるのではなく、「〇〇の課題がありましたが、このように工夫して解決しました。」とプロセスを詳しく伝えられたら良いと思います。また、その結果、上司や同僚からどんな評価を受けたのかも伝えられるとベスト!

⑥「3年後の自分は?」

この質問は、その人のキャリアビジョンを知るためのものです。企業側は「この人は長く働いてくれるか?」「会社の方向性とマッチしているか?」を見極めようとしているのです。ここで大事なのは、自分がどんな働き方をしたいのかを明確にすることだと思います。「リーダーとしてチームをまとめたい」「専門スキルを深めてスペシャリストになりたい」など、自分の目指す姿を具体的に伝えて下さいね。

これらの質問のほか、技術的・専門的な質問がされることもありますが、基本的な質問としては、このあたりを押さえておけば良いかと思います。面接は、単に企業が求職者を評価する場ではなく、自分自身がその企業を見極める場でもあります。面接を通じて「ここで働きたい!」と思える企業に出会えたら最高ですね。

少しでも不安が和らぎ、自信を持って面接に挑めますように!

転職アドバイザー
飯原美保