仕事と子育てママコラム

【番外編:世界の中の香川】「アフリカの水を飲んだ人は必ずアフリカに戻る」という言葉から


2017年9月12日(火)

おはようございます!午前2時に目が覚めてしまい、海からの涼しい風を感じながらブログ書いています♪

 

先日、ふと、香川に戻ってからもう8年が経つのかあって思いました。高校の時は、ここ(四国)から出たくて出たくて仕方がなくって県外の大学に行き、県外に出たら、今度は日本を出たくてうずうずして、結局15年以上も海外で生活していた私・・。一番遠くはアフリカまで行ってました!


ガーナで。飛行機から見た眺め

遠く遠く離れたガーナの地で、なるほどと思う言葉に出合いました。それは、「アフリカの水を飲んだ人は必ずアフリカに戻る」という言葉。アフリカの魅力を理解したなら、アフリカを離れられなくなるという意味だろうか・・と自分なりに解釈しています。

 


バオバブの木

この言葉を聞いて、私は、日本に帰りたいって強く思いました。日本の水を知っているからこそ、やっぱり日本に戻りたいって。

 

日本の魅力を言葉にすると、本当に数えきれないほど・・。

・水道をひねると当然のように水が出る。しかも、色の無いきれいな水が!
・どこに行ってもトイレがある。しかも、室内トイレが!
・停電なんてほとんど無く、24時間電気が使える!
・赤信号では誰もが止まり、道路の秩序が保たれてる!
などなど、いくらでも出てきます。

 

突然水が出て来なくなり、汗だくなのにシャワーが浴びれない・・・。トイレに行きたいけど、流せない・・・。毎週土日は停電なので、昼間は自分の体温すら暑く感じる中でじっとするしかない・・・。夜は、ろうそくも無く、真っ暗な中で食事・・・。マラリアを媒介する蚊は夕方以降に出るので、夜は真っ暗で蒸し暑い部屋の中で寝るしかない・・・。

 

そんな日々の中、私自身、日本の水の旨さを知ってしまっているからこそ、やっぱり日本の水を飲みたいって思うんだろうなあって思いました。自分が慣れ親しんだあの味の水を!

 

それは、地元香川に対しても同様!

 

高校時代、あんなに離れたかったのに、香川を離れたからこそ、波の無い瀬戸内の海、海に沈む夕日、日本昔話に出てくるようなぽこぽこ山、器の底が見えるいりこだしのうどん、人懐っこいおじちゃんやおばちゃん等々、いろんなものを恋しく思っていました。

 

そして、19歳の時に香川を離れてからほぼ20年ぶりに香川に戻り、香川で暮らしていると、日々実感します。

 

幸せだなあって。

 

約15年に及んだ海外生活で気付かされたこと。それは、自分が生まれ育った地の魅力だったんだなって、改めて感じさせられます。自分が愛する香川の良さを自分自身も味わいながら、これからも情報発信できればなあって思います。

 

飯原