香川県の豆知識

幼児教育・保育料無償化


2019年8月28日(水)

皆さま、暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?体調など崩されていませんか?
今回は、『香川県の保育料無償化』についてお話ししたいと思っています。4歳の息子を抱えるスタッフにとっても、この話は前々から気になっていました。

 

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、幼児教育・保育の無償化については、今までも段階的に取り組みが行われてきました。
2018年の閣議決定で、第2子は半額、第3子以降は無償となり、さらに2019年4月からはその一部がスタート、この10月には全面的に実施することになっています。
既に一部の自治体では保育料が無償化しているところもあり、子育て世代の方には嬉しい情報ですよね。


実は、香川県内でも10月を待たずして実施されている場所もあるんですよ!
それは、「高松市」「観音寺市」です。
※ただし、条件があり「認可保育園に兄姉が在園している場合」のみとなります。


周りのママ友や友人などとも話題に上りますが、年の近い兄弟・姉妹のいるご家庭はやはり「助かっている!」という意見が多いですね。

 

と、前置きはここまでとして、10月からスタートする幼児教育・保育無償化とはいったいどのような内容なのか見てみましょう。
実は、今回の無償化については、対象となる世帯や園が限られています。
その内容は下記の通り・・・

 

<対象となる年齢>
■0~2歳児:住民税非課税世帯のみ
■3~5歳児:全世帯が対象

 

<対象となる園>
■認可保育園
■幼稚園
■認定こども園
※年齢と世帯の住民税によって異なるので注意してください!

 

尚、幼稚園は保育料の無償化に上限額があり、25,700円となります。
ちなみに、高松市における平成30年度の認定こども園および幼稚園の利用者負担額表(1号認定児)では、最大で月額14,200円となっているため、上限の影響は受けず、実質ゼロ負担となります。

保育料が無償化となる場合でも、以下の項目は無償とならないので注意してください。
「入園料」「スクールバス代(送迎費)」「給食費(園による)」「行事費」「制服」「その他の学用品」「父母会費」などがあります。

 

また、認可外保育園を利用されている方も多いかと思いますが、無償化ではなく補助金が出ます。その他、ベビーホテルやベビーシッターも対象となりますのでご参考まで。
こちらも上限があるので下記を参考にしてくださいね。

 

■0~2歳児:住民税非課税世帯に限り42,000円を上限とした補助
■3~5歳児:全世帯37,000円を上限とした補助

 

無償化とはならないものの、こちらも助かる制度ですね。

 

保育料無償化についてはメリット・デメリットがあると言われていますが、それは追ってご紹介できればと思っています。

また、香川県では「イクケン香川」と謳い、子育て世帯が暮らしやすい色々な取り組みも実施されています。育児でも大いにアピールしていて、子育て世代には嬉しい内容もたくさんあるんですよ。こちらもおいおいご紹介しますね。

まだまだ残暑も厳しい時期ですので、皆様お身体ご自愛下さい。