転職をふと考えたら・・

面接での失敗をどう活かすか


2025年7月16日(水)

先日、20代前半の求職者の方の面接を企業にお願いし、面接結果の連絡を頂いた。結果は、残念ながら今回は不採用とのこと・・。

理由をお聞きすると、「退職理由を伺った際、やや他責的な印象を受けた」とのことだった。

そして、企業の採用担当者は、こんな風に話してくれた。

「新しい職場では、これまでとは違う環境や考え方に戸惑うことも多いんです。そんなときに、『あの人が悪い』とか『会社が合わなかった』など、外に原因を求める癖があると、また同じように辞めてしまう可能性が高いと考えたんです。社会人として成長していくには、物事が思い通りにいかないときこそ、自分がどう受け止め、どう行動を変えていくかが大切だと思っています。」

採用担当者の話を聞きながら、私自身も本当に大切な視点だなと感じた。

 

だからこそ、このフィードバックはそのまま、正直に求職者の方にお伝えした。決して責める意味ではなく、むしろ「これからもっと良い方向に進めるチャンス」だと思ったから。

若いうちは、うまくいかないことや納得できないこともたくさんあると思う。でも、そこで「自分にできることは何か?」と一歩立ち止まって考えることが、社会人としての大きな成長に繋がるはず!今の考え方や捉え方を少し変えるだけで、面接の印象も、転職活動そのものの手ごたえも、大きく変わってくるはず。

不採用の理由を真摯に受け止めることによって、今後の転職活動に前向きな変化が生じたらいいなあと思う!