大学入試の時期になると、どうしても思い出してしまう。それは、大学受験の悪夢・・・。いや、父の珍行動の数々を。
まず、受験前日の朝。父が「よし!八幡さんにお参りしてから受験に行こう!」と、近所の八幡神社への参拝を提案。お賽銭を投げて、いざ合格祈願!と願っていたら、突然、隣から「うわぁぁぁぁ!」という奇声が!ビックリして横を見ると・・・。
父が投げたお賽銭、まさかのコースアウト!
賽銭箱に吸い込まれるはずだった100円は見事な放物線を描きながら階段をコロコロ・・・。父は、慌てて「これを落としたら縁起が悪いぞ!」と急いでキャッチ態勢に。
結果・・・。
チャリーン。(無情な音)
早朝の神社に響き渡る、運命を決めるかのようなコインの音色が響いた。せっかく八幡神社にお参りに行ったのに、なんとも後味が悪いお参りだった。
でも、本当の悪夢は試験当日に・・。宿泊したホテルから大学までは、タクシーで5分程かかるとのことだった。早めに行った方がいいし、私は「タクシーで行こう」と父に提案した。でも、父はきっぱりと一言言い放った。「受験前は新鮮な空気を吸いながら歩くべきだ!」と。
え?なぜ!?と思ったものの、時間には余裕があったので、しぶしぶ徒歩移動を決意。
そして、大学に到着――するはずだったのに、初めて訪れる大学で、まさかの迷子。キャンパス内で人に道を聞くと、広大すぎて受験会場まで徒歩30分程は掛かるとのことだった・・。結局、試験に20分遅刻してしまうという大惨事に。しかも受験科目は数学。
じっくり考えたかったのに、試験開始時にはすでに私の脳内は真っ白。答えよりも「どうしてこうなった…?」の方が気になって仕方ない。結果は、もちろん不合格。
でも、人生って面白い。結局、その大学には縁がなかったけど、別の大学で素晴らしい経験を積めた。なので、今となっては、「あの大学じゃなくて正解だったな」と思える。
そして、ふと思い出したのがニーチェの言葉。「私達ひとりひとりにも確かな歴史があるのだ。それは日々の歴史だ。今のこの1日に、自分が何をどのように行うかが、この日々の歴史の1ページになるのだ。」
結局、良し悪しは自分が決めることだと改めて思う。仕事もそうかもしれない。行きたかった企業・組織には入れなかったとしても、ご縁ができて入った企業・組織に入って良かったと思うことも多々あると思う。自分の心が決めるんだと思う。
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