「今の職場で働き続けてもいいのだろうか・・」とふと思うことってありませんか?私自身、これまで4回転職をしましたが、転職を考えていた時は、誰にも相談できず、1人で悩んでいた記憶があります。親に相談して心配をかけても嫌だし、同僚にも相談しづらいし、友達にも転職の相談を持ち掛けても・・・と思ったからです。
でも、振り返ってみると、人生の岐路に立った時こそ、本を読み、本から得た情報や考え方に救われた気がします。「転職」そのものに関する本でなくても、人生や生き方、働き方、仕事とは・・など、普遍的なことに関する本の方が心に刺さることも。また、今に至っても、様々な本を読みながら、本からヒントを得ることも多々あります。
そこで、これからのことや仕事のことを悩んだりした時に、ヒントになるような本をお勧めしたいと思います。特に、仕事や転職に関する本というよりは、読んでみて参考になる部分がある本や箸休めとなるような本など、幅広く紹介していきたいと思います。本の紹介と同時に、私自身がその本を通して考えたこと・感じたこともお伝えしていきます。
第1冊目はこちら!
『君たちのための自由論 ~ゲリラ的な学びのすすめ~』
……え?転職と関係ある?って思いますよね・・。わかります。タイトルだけ見たら、「いや、今の私は会社という名の牢屋から自由になりたいの!」ってツッコミたくなる人もいるかもです(^^;でも、これが読んでみるとじわじわ効く名作なんです。
この本の中で出てくる面白い例えがこちらです。「ジクソーパズルの最後のピースをはめるとする。もし、全体が歪んでいるパズルにぴったりはまるピースを入れてしまったら、かえって歪みに手を貸すことになってしまう。」「逆に、ピースをはめこんだせいでパズルが外れてしまったとしたら、その外れてしまったピースは全体のゆがみを教えてくれる貴重な存在だと言える。」
この本では、大学がまさにピースがはまらずに開いた穴であり、なぜ穴が開いたのか、その理由を考え、歪みを治す術を見出す役割を担っているのでは?と書かれていた。日本人は野菜でも果物でも規格にはめたがり、「不揃い」神経症なので、「破格」という風穴が大事であると。偏差値というふるいから落ちてしまった外れ物を集めて、面白いピースをつくっていく。そういう大学になっていきたいと言う意見が書かれていた。
さらに、「日本の子どもたちは、みんなと同じ表情をすることで安全を確保している」と書かれていて、会社で働く私達も同じではないか・・とふと感じた。みんなが同じであることが安心感に繋がるということを小学生の内から醸成してしまっているのでは・・と改めて思ったりもしました。
というわけで。「今の職場でいいのか?」と悩んでいる方、一人で抱え込まないで、本を読んでみて外側の視点から自分を見てみることもオススメです!私自身、この『自由論』は読みかけですが、新たな視点や気づきを得られたように感じます。
この本がくれる風穴のような発想が新しい風を吹かせることに大事なんだなあと思います!
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