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他人基準は手放した方がいい!


2025年11月27日(木)

転職相談に乗っていると、「自分ではなく、周りがどう思うか」を基準に考え、入社後に自分と合わないことに気づき、退職されるケースも少なくないように思う。例えば、「大手企業に就職した方が親が喜ぶ。」「名のある会社の方が安心感がある。」など、自分軸での価値基準というよりは、どう見られるのか?ということを重視する人も一定数いる。

特に、就活生たちは、「自分に合った仕事は何か?」「自分はどういう生き方をしたいのか?」「将来をどのように過ごしたいのか?」という風に、心の声を聞く暇もなく、就活に追われて就職していく。さらに、就職先で、波風を立てないように振る舞っていると、自分の気持ちを押し殺すことになるので、ストレスが少しずつ積み重なってしまう・・。

こうした悩みを抱えている人は、子どもの頃に「自分の感情を素直に表現する経験が乏しかった」という共通点があると言われている。周囲に合わせることは協調性として大切ですが、度が過ぎると「自分の人生を生きていない」感覚に繋がってしまう。

 

では、どうすればいいのでしょうか?鍵は「他人に明け渡していたものを、少しずつ自分の手に戻す」こと。


他人の価値観ではなく「自分の価値観」を大事にする。
他人のルールではなく「自分のルール」を優先する。
誰かの感情に振り回される時間ではなく「自分の時間」を取り戻す。


これらを取り戻し始めると、自分の心が満たされる。理由はシンプル。自分軸で生きることで初めて、自分の「心の根っこ」が認められ、満たされるから。逆に、自分の軸が曖昧なままでは、どんなに頑張っても「我慢を続ける働き方」になり、心が疲れてしまう。

仕事は、自分の価値観に沿った選択ができたとき、ぐっと面白くなり、人生にも余白が生まれる。他人の価値基準ではなく、自分自身の心の声に耳を傾けてみませんか?その方が、ストレスから解放された自分らしい働き方ができますよ。