新型コロナウイルスの収束の気配が見られませんが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ネット上では、「コロナよ鎮まれ~」との如く、日本に伝わる半人半魚の妖怪『アマビエ様』も注目が集まっていますね。
そもそもこのお話しは江戸時代後期の肥後国(現在の熊本県)に現れたという『アマビエ様』が、お役人に告げた内容が元になっているとのことです。
「私は海中に住むアマビエと申す者なり」と名乗り、「当年より6年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ。」と告げ、海の中へと帰って行ったことから、Twitter上では『アマビエ様』の絵を投稿する方が続出しているようです。
神頼みでもしたい気持ち・・・よ~く分かります。早く収束して欲しいですね。
と、前置きは長くなりましたが、神頼みに近からず遠からずというところで、今回は「お遍路旅~part2」についてお話ししたいと思います。
昨年12月の豆知識コラムでもご紹介しましたが、2020年はお遍路様の逆打ちの年!
1番札所から時計回り(順)に巡ることを順打ちと言い、88番札所から反時計回り(逆)にまわることを逆打ちと言います。
逆打ちは、一般的な順打ちに比べて歩きにくく、とても厳しいことから功徳が大きく、ご利益が3倍になると言われていることから、人気が高い巡拝方法です。
このコラムを読んでいただいている方の中でも、御朱印帳をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
令和の改元をきっかけに御朱印集めが広まり、参拝の記念や、旅の思い出として御朱印をいただいている方も増えましたよね。
最近では、御朱印帳のバリエーションも豊富なので迷ってしまいます・・・。
ただ、今回は御朱印帳のお話しではないんです!
先程もお伝えしましたが、2020年は逆打ちの年!そして空海上人(弘法大使)が醍醐天皇より諡(おくりな)を賜ってから1100年を迎える年なんです!
この特別な年に、四国八十八カ所霊場では2020年1月1日より『大師納経』を授与しています。
今回の大師納経は、従来の納経帳・朱印帳、掛け軸、白衣などには記帳・押印するものではなく、納経代300円を納めて大師さまのお納経が施されたお納経用紙をいただくものです。
ちなみに、納経は各霊場寺院でいただくことができますよ。
そして、八十八カ所全ての納経を集め終え、四国八十八ヶ所霊場会事務所まで郵送すると、特製の記念納経帳を製本してもらえます。
ただし、納経帳の製本をお願いする際にはお申し込みが必要ですのでご注意を!
新型コロナウイルスの影響もありますが、落ち着いた頃に八十八カ所参拝をされてみてはいかがでしょうか。
まだまだ大変な時期ではありますが、早く収束することを願いたいものです。
皆さまもお気を付けくださいね。
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