仕事と子育てママコラム

【番外編:世界の中の香川】ガーナを彷彿させる野菜


2017年10月4日(水)

みなさん、こんにちは☆彡最近、体重が増え続けていて、野菜を中心に食べなきゃ・・と感じつつ炭水化物に走ってしまっている今日この頃・・(汗)。

 

そんな中、地元のスーパーに行って野菜コーナーを見ていると、ふと懐かしい思いになるものが♪その野菜を見たら、約10年前に赴任していたガーナのことを思い出すのです。

 

ガーナの赴任地は、首都から車で12時間くらい走った田舎。雨量が少なく、野菜ができる期間はごくごく制限されてました。土は固く乾燥気味で、「果たしてこんな土で野菜ができるのだろうか?」といった土壌。しかも、土壌内の水分も少ないのか、井戸を掘っても数年間で枯れてしまっては別の場所に新しい井戸を掘るといった状況・・。


そんな中、現地スタッフが、事務所の敷地内に、ある野菜の種を植えたのです。


こんな固い土に直接種まき・・・。

いやいや、ムリじゃないかなあ・・・と、半信半疑で野菜の出来を見守っていました。

 

すると、私の想像とは逆に、少しずつ育っていく野菜!一体、何ができるんだろう・・・と日々観察していると、こんなものが!1つの枝に実が一つしか生らないこの野菜・・・。

見たことがあるような無いようなと思って、現地スタッフに、「何これ?」と尋ねると、「オクル」という返答が・・・。

 

「オクル」って何だろう・・・と思いながらよくよく聞いてみると、オクラでした!英語でもOkraと書くらしく、オクラというのは英語だったことをその時知ったのです!しかも、英語のOkraの語源はなんど、ガーナで話されているトウィ語のnkramaらしく、原産地はアフリカ北東部であることも知りました。

 

今、スーパーで並んでいるオクラが、はるかアフリカから渡って来ただなんて、「どんな経由で?」「どうやって?」など、ワクワクしながら考えてしまいます♪私たちが普段食べているもの中に世界を感じられるもの、他にもありそうですね☆

 

飯原